気晴らし書き散らし。
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08/31
2006 Thu
「ゆれる」
昨日は久しぶりに鎮痛剤のお世話になりまして(+_+)、
武史先生のクリニックはお休みしました~。がっくし。。
で、寝太郎にも飽きた今日は、「オダギリジョーを観たい!」
というミーハー母に付き合って新宿で「ゆれる」を鑑賞。
その後、新大久保のコリアンタウンで遊ぼうと目論んでいたんですけどね。
「あの映画は体調の良いときに観なね~」という友の忠告を忘れていた……。
この映画だけで一日の全集中力&全精力を使い果たした母娘、
帰りのロマンスカーで並んで爆睡(爆)。

まぁ、こうなる予感はなんとなくしてたんだけどねー(^^;
西田美和監督の才能に打たれて筆を折りたくなる(爆)んじゃないかと、
観る前からビビっていたチキンな私でしたから(苦笑)。
まぁ、結論から言えば、彼女の才能に嫉妬はしなかったけれど、
主演の二人から女神のように崇められている ことには嫉妬してます~っっ;※;

いやしかし、主演以外のキャストも、みんなやたら上手いんだよねーーっ(嬉)。
伊武雅刀の父も、蟹江敬三の弁護士の伯父も、新井浩文くんのバイトくんも、
人間関係の陰陽とか生活感とか年代感とか、役を空気のように自然に纏っていて。
キム兄の隙の無い叩き上げ風プロ検事はベストキャスティング賞モノ!!
田口トモロヲの裁判官も地味さ加減が(笑)心憎かった。

法廷ドラマの脚本としては、
構造が幾層にも分かれて展開していく複雑な心理戦仕立て。
久しぶりに重厚なサスペンスを堪能した充実感は1800円以上でした~。
舞台脚本としても充分いけるんじゃないかと思ったけれど、
やっばり映像で見せられる醍醐味というかお土産というか宿題があって。
結局、観客の誰一人、事件の真相を「あのときの映像」としては、
見させられないまま終わる構成=「藪の中」なんですよね。
これは~納豆の糸のように~~後を引くよ~~引くよ~~引くよぉぉぉ~~。

でもそういう謎解きはあくまで縦糸の楽しさで、
横糸の兄弟の心理的葛藤が、これまたヘヴィで観た後も胸騒ぎが治まらず@@@
長時間付き合わされて既に疲労困憊なのにどーしてくれる。

弟役のオダギリジョーも浅野忠信と同じく、
どこまでが素でどこからが演技かわからないタイプなんだね。
大変良く出来ました~花マル(^^)。「舌出せよ」は一生忘れられない(爆)。

でもこれは、兄役の香川照之の映画だとワタシは思った。
いやモチロンみなさんの映画なんだけど、ワタシはそう決めた。
真面目に生きるいじましさ、保身に走るたくましさ、女扱いの要領の悪さ。
女(の監督)の目に映る男という生き物の「しょーもなさ」を全身で背負って、
尚且つ、最後には抱きしめて許してあげたくなるような(笑)。
んも、化けモン的な(@◇@;)上手さでした。
あのまま歌舞伎役者になったとしても名優になったんだろうな~。
もしいま「世界で活躍する才能ある俳優10人」とかいう企画があったら、
間違いなく彼はその中に入る。知識人だし、彼の文体もワタシ愛してます(^-^)。
そそ、先日の「亀治郎の会」のパンフに、
香川氏が従兄弟の亀ちゃんに寄稿していたのだー。
お宝じゃー。らっきーらっきー(笑)。
「鬼子來了」早く観なきゃ。でも「ゲド戦記」は迷い中~。。
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08/28
2006 Mon
残暑の過ごし方
「天国が降ってくる」 (昭60) 併読中。
heaven

島田センセイの作品の中でも、一番エグくて変態ちっくな内容と聞き、
「ならば受けて立とう!」と勇ましく読み始めた私でありますが。

すっっっっっっごい面白いっっっっ(爆)。

しっかし、、コレが24歳の語彙と文体というのはマジですか…(驚愕)。
当時の文壇のお歴々から、「才能と美貌を嫉妬された(本人弁)」
てゆーか、イカガワシイ異分子扱いされたというのは なんかわかる(苦笑)。
明晩「英語でしゃべらナイト」総集編の再放送があるわ♪

PIW@東伏見。金曜日の昼の回。
冷やかし第二希望のA席が当たっちゃったので(笑)、
エントランス際の自由席で、ま~ったりと観てきました。
ただでさえ見分けがつかないPIWメンバー、
主として背面だともう神経衰弱のトランプ状態ですね。

「真央ちゃん、背が162センチになったって」
ほーお。ここんとこ何度も観てるからよくわからんがの。
その夜、トウキョウOLの友と会食。
「真央ちゃん、また背が伸びたとか?」
そーらしいねぇ。。。帰宅後、母が電話してくる。
「真央ちゃん、背が160センチ台に乗ったらしい」

あのさぁ……(ー_ー;

それがそんな大ニュースかぁぁぁ?!!?※!!!!?

舞ちゃんは新プロ。
ニコニコ顔の「アランフェス」の解釈は(?_?)だったけど、
今度の「リベルタンゴ」は舞ちゃんの滑らかさの中にも、
新しいシャープさがあって好きー(^^)。
サーキュラーがもっとドラマティックに盛り上がったらきっと素敵ね。

すぐりんも新プロ。ボサノヴァすか!斬新~っっ。
「今年は(も)新たな挑戦」ということで、なんかまだ振付に力が入りすぎてて(^^;、
観ているこっちも力が入っちゃいましたよ…。ぐは。
曲想からしても、もっとゆるゆるヴァカンス気分で良いのよ~(笑)。
それでも苦手なジャンプをきっちり入れて来る求道者すぐりん。
午後の回でアクシデントがあったみたいで、ちょっと心配だったり。

武史くんはカラダ絞り始めた!
よっしゃ!!そのままプロモードにエンジン全開してねーっ!!!
デスドロップには息を呑んだし、やっぱり場を締める風格は一級品。
「レイエンダ」をリバイバルしてくれるなら、
「シング・シング・シング」をリクエストしてもよい?

嬉しいリバイバル第二弾は田村センセイの「やまとのヤマト」!!!!
なんなんでしょうか。このプログラムの醸し出す 男騒ぎの(笑)高揚感ときたら。
ひゃー;捨てチケにせず(汗)観に来て良かったぁぁぁぁぁ♪♪
まだ改良の余地アリなら敬礼パートをリクエストしてもよい?

帰ったら、某プロデューサー経由で試写会のお知らせが来てた。
29日~※?夏期講習の最終日だよ…(-_-)。
てか、コレ!☆!☆! ホン・ジュノ監督の最新作 じゃないのーーーー!!!
前作「殺人の追憶」が死ぬほど好きなんですよ…。ソン・ガンホも出てるのに~……。
嗚呼…… 無料で 観に行きたかった……凹凹凹

悔しいからお伊勢参りを決行しちゃおかな気分。
それともこっちか。
08/22
2006 Tue
レクター博士とストロベリー・モカを飲みながら島田雅彦を読む。
↑至福ですねぇ(笑)。

読み始めました。
無限カノン第二部 「美しい魂」島田雅彦。
美しい表紙、美しい文体、美しい恋の物語。
そこに島田センセイの悪いジョークやエログロがトッピング。
どこまでも華麗で、永遠に哀しい、くるほしいほど切ない恋。

tamashii


メイド喫茶で「お帰りなさいませ♪ご主人様」と言ってもらって萌えるというアレ。
アレに近い感覚を「彗星の住人」の中で、ワタシ味わってしまいましたよ…。
本文でなく「あとがき」で。

新たに出会った読者には 「お待ちしておりました」

ごめんなさい。ほんとうに長い間お待たせしてしまいましたわ。
ずーっと、あなたのことが好きでしたのに。
でも本屋で何かに邪魔されて、あなたの御本を選ぶことがこれまで出来なくて。
でも本当の運命の出会いに「遅い」ということは無いのですよね。
あなたが辿って来た道を、これから私も歩いて行くのです。

なんちて(笑)。

夏期講習はやぁっと最終期。
帰宅途中、駅前のタリーズの「ストロベリー・モカ」の誘惑と、
毎夜脳内で闘っております。(あんなん毎日飲んどったら太る!)
スタバではワタシ飲む物が無い…食べ物とフラペチーノは好きだけど。
コーヒーはタリーズの方が美味しいと思へり。

ストレスがカナリ溜まった状態になると、
ふらふらと手が伸びる麻薬のような映画があります。
レクター博士の素敵なお料理映画「ハンニバル」。
FBI 特別捜査官クラリス・スターリングがそうであるように、
私もまたレクター博士にセラピーしてもらうのです(笑)。

働くオンナって、
自分の成果って、なかなか自己肯定しにくいと思うんだよね。(私だけか?)
どこまで頑張ればいいのか。何に認められたいのか、認めさせたいのか。
いつか満足して終わることがあるのだろうか。
そんな暗夜行路にはまりこんだとき、レクター博士はこんな風に言って下さいます。

「君を軽蔑し、君からも軽蔑されているFBIの連中は、君に勲章でもくれるだろうな。
君はその勲章を壁に吊るし、それを眺めて自分の勇気と潔癖さを確認するのかい?
クラリス、それなら君自身を映す鏡があれば充分だよ」

もぉ~このセリフで私はいっっつも!大号泣してしまうんですよね~~~っっ。。

実は、家族でこの映画を観に行ったとき、
私は大泣きしてて、隣の両親は例の晩餐シーンで大爆笑してて。
異様な家族の風景だったと思います………(苦笑)。

BSジャパンの特番、見ましたよ。
滑っているとこ 映っていましたね。
08/15
2006 Tue
怒涛の夏休み
おとといは亀治郎の会 in しずおか「鷺娘」。
鑑賞後は母と静岡で遊びまくってへろへろで帰宅したらば、
なんと例の企画が1本引っかかったらしく、某放送協会のプロデューサーから電話。
そういやー最近、未知の電話番号からの着信が多かったのはコレだったのか!
何も知らない菜の花姐さん、「あぁ~ん※?どこの誰だってぇぇ?」
と電話口で思い切り凄んでしまいましたがな…(滝汗)。

「対象に取材して、あさって〆で再提出しろ」

取材て。ワタシ別にライターでも何でもないドシロウトなんですが…?
(こういう展開に至るのはよくある。そして企画が実現することは経験上まず滅多に無いね)
しかも翌日、師匠が監督する映画撮影の見学しに群馬まで行くしー@

…ぐんま(・_・)。。。

いるよ!!格好の取材対象が!!!

2分後、対象宅に電話(笑)。
対象は既に寝ていたが(^^;本人の許可なく(笑)奥様が‘なんちゃって取材’を快諾。
「主人は明日からちょうど夏休みだし。どうぞ我が家にいらっしゃって」
うおぉぉーなんと素晴らしき幸運!!!

明けて翌朝はトウキョウ大停電。人生万事塞翁が馬。
私のルートに遅延は無かったんだが、相方の路線がモロ直撃。
高崎で落ち合ったときはロケ地に向かう唯一の交通機関で、
日に2本しかないという路線バスは行っちゃった後でした凹

ならレンタカーで行くもんね!!!
でもお盆休み真っ只中だし!汗!
昨夜調べた限りどこも満車御礼だったし!焦!
ところが。一台だけ残っていましたよーー!奇跡ぢゃ。

榛名山をぐるっと左回りで倉渕へ。
ただでさえ時間押してます~。
途中「くだもの街道」を彩る梨や桃の直売をぐっと我慢し、温泉もぐぐっと我慢。
でもとうとう手作り味噌とインゲン(最近こちらじゃ高いのよぅ¥)だけ購入。
家まで車なわけじゃ無いんだよ? んごー@味噌重い~(自業自得)。

ようやっと山奥の撮影地に辿りついたらロケ隊は食事中。
その後スタッフはお昼寝モードに入る気配で(おぃ)一向に撮影が始まらない~@@@
うーむ残念凹時間切れ。後ろ髪引かれつつ映画の公開を楽しみに。

再び榛名山の裏側をぐるっと回って中之条へ。
高校時代の恩師@イマは山の木こり、は待ちくたびれていました~(^^;
そろそろ陽も落ちてきて彼のライフスタイルだと一日が終わる時間か(笑)。
ここは彼の故郷。30年間勤めた女子高の教師を脱サラして、
50歳過ぎで林業の世界に転身したのです。

奥様も昼から(爆)食事を用意して待っていて下さいまして(感激)。
すべて地場産の新鮮な野菜や自家製のお漬け物~♪♪
どれもやっぱりすごく美味しい。本当の贅沢ってこういうコト。

左耳でセンセイの「日本の林業の現在と未来」を聞き、
右耳で奥さんの「ウチのおとーさん裏話」を聞き、
主音声と副音声を同時に聞いているような(爆)。

最近、大水の土砂崩れとか、山の動物が下りて来て、
ふもとの農産物を荒らしたりする事象が多いでしょ?
あれは戦後に国が「成長が早くて使い勝手のいい杉」だけを、
大量に植林したのも原因のひとつなんですよ。
針葉樹一種類だけの単純林はどうしても地力と治水力が落ちてくる。
もはや国内産木材は需要が無い、保全する人材も、人件費も無い。
ということで日本の森林はこのままだと荒廃する一方なんです。
彼の仕事は広葉樹もバランスよく植林して「雑木林」をつくること。

「この仕事は結果が出ない。
自分が植林した小さな苗木の行く末を、
生きている間に見届けることは出来ないから」

人知れず山奥で黙々と働く自分の仕事の役割を、
次世代の人々が真剣に森を守ることを考えてくれるまでの「繋ぎ」、
「セットアップ」だと言いました。将来、彼の努力が豊かな森になりますように。

センセイの趣味の陶芸やら(作品また送ってくださいね~^^)、
女子高の教師&生徒時代に戻ったり、話が弾みすぎて、
レンタカーの返却時間が過ぎるのも大忘却(爆)。
「借りたの初めて?」と呆れ果てて延滞料金サービスして下さった、
高崎駅前某レンタカーさま、この場で(笑)厚くお詫び&御礼をm(_ _;)m。

それにしても。
亀ちゃんの静岡限定「鷺娘」のチケもギリギリ運良く入手できたり、
たまたま群馬に行く用事と、企画の話が重なったり。
いろんな「運」に奇跡のように助けられて、充実した夏休みを過ごせました~(^^)。

企画書は送ったらまたとっとと忘れて(笑)明日から夏期講習Part3!
08/13
2006 Sun
島田雅彦萌え~
いま読んでます~。

suisei

島田雅彦「彗星の住人」。‘運命の恋の輪廻’無限カノン三部作の一作目。
ほぼ同年齢で「豊饒の海」を書いた三島由紀夫の向こうを張った意欲作、、なんですが…
コレ世間的にはそっぽ向かれちゃってるんですか(^^;?
なんでよー。こんなに素敵でおもしろいのに~ぃ!(笑)。

設定がこれまたヤバイけどゴージャス(ネタバレ御免)。
蝶々夫人の曾孫と皇太子妃候補の闇に葬られた運命の恋!!ですよ。
そーらーもーおー、超ぉぉぉーーろまーんちーーっっく♪!♪

世間に疎い私は最近知って大顰蹙モンですが、
島田先生の脚本の元にオペラ化されて先日イタリアで公演したんですね。
「Jr.バタフライ」。←日本では昨年既に上演済みと云ふ凹嗚呼々…orz
大体この本だって、去年買ったまんま放置していたもので(呆)。

先日、NHK「食彩浪漫」に島田センセイ(はーと)が出演なさっていて♪
相変わらず美しい日本語と高貴な佇まいに腰が砕けました(爆)。
島田センセイ、私だけはあなたの作品の良さをわかっていてよ~っ!
…と女性読者に思わせるのは彼にとっては御手のものらしい(苦笑)。

以下、皇室問題に理解と興味がある方のみ反転↓してお読みください。
小心者なので。なはは;;

それはまだ雅子さまが「適応障害」であると宮内庁が発表するだいぶ前のこと。
新聞社勤務の伯父が辺りを憚るようにこそっと教えてくれた。
「実はいま裏世間で一番の問題になっているのは雅子さま」

でもその新聞の思想系統からいっても、当時の特に男性記者が、
彼女の置かれている状況の袋小路の苦しさを、
どれだけ理解できてたのかねぇ…(-_-)。
人格を否定したと言われてる当時の宮内庁と同レベルだったんじゃないの~。
単なる「ワガママ病だろ」程度の認識ぐらいしか出来なくて、
何をどうすることも出来ずアタフタしていながら、
高いところから傍観するという姿勢だけは崩さずにいる、
男どもの姿が思い浮かぶよ…。あ~あ。。
オランダ静養に対する論調もそのムード全然変わって無いし。
公人だろ税金だろと、議論する気は全くありませんのであしからず。
(私は美学はあるけど思想は無いのね~)

もはや現代日本では在り得ない類稀に高貴な御家族@皇室の方々の、
あのノーブルな存在感は憧憬に値するし、
礼節を重んじる象徴として存在し続けて欲しい。
が、そーゆーどこまでいっても他人事な期待感を背負わせつつ、
「ニッポンの象徴の家族」というシステムが、
今後も機能していけるのかどうかは甚だ疑問なんですね。


そこに作家的な野心とか、世間に対する男の挑発が内在しているとしても、
「彗星の住人」を読んで誠実に伝わってくるのは、
悲壮な運命に真っ只中に居る「彼女」の哀しさや苦しさを、
島田氏が自分の身体感覚として深く理解し同情を寄せているということ。
「彼女」に優しく哀しく恋焦がれる少年は彼自身ではなかろうか。
だから、この作品も、彼も、ワタシは信用できるのです。
(とりあえず第一部の段階では笑)

またなぜ信用できるかといえば、
私も「人格を否定」され続けた苦しい日々の記憶があるゆえ。
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