気晴らし書き散らし。
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06/17
2007 Sun
「虞美人草」 夏目漱石
読破ーーーーーーーーーーーーーっ!


く、、苦しい道のりであった……


大の字ごろーん@


ライトノベルをさっくり読み終えた後、
次は文庫本の1ページすら、
ちぃーーとも読み進められないような、
超★重量級のモノに挑みたいと思ったのでした。

「ツァラトストラかく語りき」でも良かったんだけど、
(↑もP40でストップしてる)
翻訳語じゃなくて、やっぱり和語に浸りたかったこともあり。
まぁ途中で島田センセイの新刊に浮気しながら。


読了。


なんかやり遂げた爽快感が(笑)。


この日を迎えるまで封印していた番組↓
これにて解禁(嬉涙)!!!!

「NHK Hi-Vision特集~『虞美人草』殺人事件~漱石 百年の恋物語」
【討論するお歴々】
東京大学教授、文芸評論家…小森陽一
心理学者、カウンセラー…小倉千加子
小説家、法政大学教授…島田雅彦♪
小説家…岩井志麻子
精神科医、評論家…斉藤環
【ドラマ】黒谷友香
【朗読】長塚圭史


うらぁ!!

これから観るぞぉぉぉぉぉぉぉぉっーー!!
押忍!!
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05/15
2007 Tue
「一瞬の風になれ」 佐藤多佳子
kaze


ハッケ、ヨーイ、ノコッタ、じゃなくて
イチニツイテ、ヨウイ、ドン、の全3巻。

舞台は神奈川県。
モデルは近隣学区の高校の陸上部です。
新二と谷口さんが待ち合わせした駅は地元駅だし。
でも陸上競技場には縁が無かったなぁ。どこにあるかは知ってるんだけど。
今度、会場を見に行ってみようっと(^^)。
そのとき実際にトラックを走れたらいいんだけど。

そう、「走りたい」と思わせてくれる作品でした。
走ることとはまぁったく!無縁の人生でしたから~。

でもスプリンターっていう生き物は、
別の次元、世界を走ってるんだなぁと思ったよ。
それも100mを11秒と10秒では想像を超える世界があるらしい。
地面からの力を受けて、自分で風を作る。

いいなぁー。

これがまた団体戦=リレーともなると、
個人で走るのとは全然違う連帯感とデッカイ感動があるとな。
切磋琢磨して、苦難を共有し、互いに見守りながら成長して、
一緒に乗り越えた先に生まれる稀有な繋がりと信頼感。

いいなぁぁーーー。

共学の運動部の【部活】を体験したいぞ!と思わせる作品。
中学までは共学だったけど、部活はず~っと女の園でしたから~。

なんちゃって体育会系だったから「ランナーズハイ」な状態まで、
自分の肉体を追い込んだことも、全力投球したことも無いし。
努力に見合う結果で一喜一憂することも無かったし。

だから「アスリート」の感情や生き方って、
いつでも、いまでも、これからも、
真に深く理解するなんてことは出来ないだろうな、
という絶対的な諦観が、私には、ある。

春野台高の4継(リレー)メンバーが築いていくような、
懐深い人間関係を、素直に羨ましく憧れると同時に、
‘向こう側’の人間にはなれない観客席の自分を恨めしく感じる。
どちらもここ数年、ずっと抱いてきたこと。

やっぱ自分自身の高校時代とかにさ、
こういうサワヤカナ青春を送ってみたかったのう。
往生際が悪いね…私も(^^;

まぁでも世の中、不完全燃焼の青春を送った人の方が多いから、
こういうフィクションがバカ売れしてるんでしょうけど(ヒガミ)。

高校3年間も登場人物と付き合っていくと愛着も沸いてくる。
主食男=栄養になる(扶養能力がある)実直男、の新二と、
お菓子男=オイシイけど決して栄養にならない愛人タイプ、の連。

どっちと付き合いたいか?

私は、自分の栄養にならなくても身体に悪くても、
自分自身が主食女なのか(笑)お菓子男に弱いので、連くん派。
でも現実的に、女を幸せにしてくれるのは、
気力体力に限界点無しで対象に突き進む新ちゃんの方だ。間違いナイ。
自己愛強い男なんて、女は何の見返り(栄養?)も期待出来ない(苦笑)。
それでも目で追い続けてしまうのは、一ノ瀬連の生き様の方だ。
これまた間違いナイ凹。トリ、わかるぞ。

ただ実際、私が春高にいる女子高生だったら、
周りの高校生のガキには目もくれず、
顧問のみっちゃんを好きになっていましたね。
(中高時代のワタシを知る人物なら皆わかるね?笑)
守屋さんもイイ男だし、ネギも最後はカッコよかった。
そういやネギにチョコあげたのは一体誰?

健ちゃんは、描き方にもよるんだろうけれど、
設定からしてあんまり…リアリティのある人物になってない。
谷口さんは、逆にかなり、リアルな描かれ方をされていて、
か弱い風でいて図太い女、て女にまんま嫌われるタイプじゃん(笑)。
トリの出番が少なかったのが残念だわ。

折りよくNHK-FMでラジオドラマ版も今夜から始まる。
「声」でイメージ狂うのは嫌だけど、脚色の方法に興味があるな。
実写だと走りのキレイな子を探すこと自体、難しいからねぇ。

小説偏差値としては村山由佳と同じレベルかな。
凡庸だけど不特定多数の人々をブレずに感動させることが出来る。
でも、それも筆力と客観性がないと出来ない芸当だから。

しかし、このテのものをスルスル読み終えると、
もっと重量級のヤツをゴツゴツと読みたくなるー。
読んじゃ止まる夏目漱石の「虞美人草」今度こそ読破!!
09/19
2006 Tue
「君が壊れてしまう前に」
「君が壊れてしまう前に」(1998)。
ピュアフル文庫から祝・新刊。
マサヒコ少年の中学生日記だから読みやすいの何の。
島田先生の描く「屁理屈たれ少年」てワタシ大好きさ(笑)。
「ピノッキオの親友プー」の章(P.243~)が何といっても素晴らしい。
これぞ「純文学」の精神性ぞ!!!!!!是非御一読あれ。

kimiga

さてアンケート。女子の社会と、男子の社会ってどっちが生き易いと思います?
女子は「同調」さえ厭わなければ。男子も腕力と押しの強い性格があれば。
そこそこ平穏にはやり過ごせるかな。でもコレ読んで、かつての女子は思い出す。
中学男子の社会ってそういや結構残酷で野蛮なサバイバル世界だったかもな~~~。

作中、暴力教師が幅を利かせてた1970年代は男子生徒は鼻血出るまで殴られる。
学級内でも、男のプライドを常に尖らせていないと、
いつクラス専用のサンドバッグに貶められるかもしれない。
たまたま男に生まれたけど特に心身マッチョでもなければ、
いろんな意味で抑圧された暴発寸前のこのバイオレンスワールドを、
日々生き抜くのはツライなー;;; ああ女子で良かった。。

それにしても。

14歳というカラダの全器官&全機能を総動員して、
感性というほどまだ洗練されてはいないので、
神経剥き出しになった肌で日常すべての事象に、
距離間測れず仕方なくいつも体当たり(笑)。
転げまわってぶつかって毎日全身すり傷だらけの、
この生き物のなんと愛おしいことか。
瑞々しい生命力に大いにエキスもらった、
かつての14歳(笑)でした。

「あいつ絶対復讐してやる」

理不尽に殴る教師に、好きな女の子や自分に恥をかかせた同級生に、
腕力は無いが頭の良い ♡ 君の科学部なりのアブナイ戦法には、
痛快…と言うと憚られるけど、無理ない説得力がある。
全身怒りでギラついて啖呵切る時の彼はこれまた充分に魅力的。
どんな幼い少年も「男の世界」を生きているのだ。

少年と言えば。
今日の夕暮れ空はとても美しかったんですよー。
小3の男の子と一緒に眺めていて「綺麗だねぇぇ」って。
そしたら彼が、「9階(=教室)まで上ったから見えたんだね」って。
一瞬、彼に恋しました(笑)。

恋といえば。
「英語でしゃべらナイト」のアンジェラ・アキの回。
「We're all alone」
って二通りに訳せるんですね。
「僕達はいま二人きり」 というロマンティックで幸せな意味と、
「僕達はみんな孤独」 という意味と。

どっちも人生の真実ですな。。。
08/13
2006 Sun
島田雅彦萌え~
いま読んでます~。

suisei

島田雅彦「彗星の住人」。‘運命の恋の輪廻’無限カノン三部作の一作目。
ほぼ同年齢で「豊饒の海」を書いた三島由紀夫の向こうを張った意欲作、、なんですが…
コレ世間的にはそっぽ向かれちゃってるんですか(^^;?
なんでよー。こんなに素敵でおもしろいのに~ぃ!(笑)。

設定がこれまたヤバイけどゴージャス(ネタバレ御免)。
蝶々夫人の曾孫と皇太子妃候補の闇に葬られた運命の恋!!ですよ。
そーらーもーおー、超ぉぉぉーーろまーんちーーっっく♪!♪

世間に疎い私は最近知って大顰蹙モンですが、
島田先生の脚本の元にオペラ化されて先日イタリアで公演したんですね。
「Jr.バタフライ」。←日本では昨年既に上演済みと云ふ凹嗚呼々…orz
大体この本だって、去年買ったまんま放置していたもので(呆)。

先日、NHK「食彩浪漫」に島田センセイ(はーと)が出演なさっていて♪
相変わらず美しい日本語と高貴な佇まいに腰が砕けました(爆)。
島田センセイ、私だけはあなたの作品の良さをわかっていてよ~っ!
…と女性読者に思わせるのは彼にとっては御手のものらしい(苦笑)。

以下、皇室問題に理解と興味がある方のみ反転↓してお読みください。
小心者なので。なはは;;

それはまだ雅子さまが「適応障害」であると宮内庁が発表するだいぶ前のこと。
新聞社勤務の伯父が辺りを憚るようにこそっと教えてくれた。
「実はいま裏世間で一番の問題になっているのは雅子さま」

でもその新聞の思想系統からいっても、当時の特に男性記者が、
彼女の置かれている状況の袋小路の苦しさを、
どれだけ理解できてたのかねぇ…(-_-)。
人格を否定したと言われてる当時の宮内庁と同レベルだったんじゃないの~。
単なる「ワガママ病だろ」程度の認識ぐらいしか出来なくて、
何をどうすることも出来ずアタフタしていながら、
高いところから傍観するという姿勢だけは崩さずにいる、
男どもの姿が思い浮かぶよ…。あ~あ。。
オランダ静養に対する論調もそのムード全然変わって無いし。
公人だろ税金だろと、議論する気は全くありませんのであしからず。
(私は美学はあるけど思想は無いのね~)

もはや現代日本では在り得ない類稀に高貴な御家族@皇室の方々の、
あのノーブルな存在感は憧憬に値するし、
礼節を重んじる象徴として存在し続けて欲しい。
が、そーゆーどこまでいっても他人事な期待感を背負わせつつ、
「ニッポンの象徴の家族」というシステムが、
今後も機能していけるのかどうかは甚だ疑問なんですね。


そこに作家的な野心とか、世間に対する男の挑発が内在しているとしても、
「彗星の住人」を読んで誠実に伝わってくるのは、
悲壮な運命に真っ只中に居る「彼女」の哀しさや苦しさを、
島田氏が自分の身体感覚として深く理解し同情を寄せているということ。
「彼女」に優しく哀しく恋焦がれる少年は彼自身ではなかろうか。
だから、この作品も、彼も、ワタシは信用できるのです。
(とりあえず第一部の段階では笑)

またなぜ信用できるかといえば、
私も「人格を否定」され続けた苦しい日々の記憶があるゆえ。
07/24
2006 Mon
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「わたしを離さないで」
カズオ・イシグロ

友人達が口々に「凄い」とか「衝撃的」とか言ってくる。
出遅れた~。
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